ダブルフラクショナル治療①

これまでは日常的なブログが多かったですが、学術的な内容に興味を持たれる方も多いようで少しずつ治療の内容を伝えていこうと思っています(^.^)

 

難しい話になってしまうといけないのでわかりやすく書いていきますが、もともと大学病院で勤務をしたり学会発表や論文作成継続してやっていたのでどうしても細かく書きすぎてしまう癖が・・・(⌒-⌒; )

ブログでは情報発信の位置付けで簡潔さを心がけて頑張っていきます。

 

当院で定期的にいらっしゃる方で一番人気がカスタマイズ治療になります。

 

基礎化粧品をやめワセリンを中心にしたスキンケアで綺麗になっていくのですが、ここのところは話すと長くなってしまうので・・・・私たちが行き着いた結論としてはアンチエイジング世代の方(肌の衰えが感じている方で基礎化粧品をいろいろ試しても良くならない方、くすみが気になる方)には基礎化粧品をやめた方が綺麗になるということです。

 

あえてアンチエイジング世代と書いたのは、若い方には基礎化粧品で起こる現象が好まれることがあるので。。

ただ若い方も後々はやめた方がくすみのない肌になりますよ。

 

すでに話が回り道をしてしまっていますが、ただ基礎化粧品をやめてもすぐ綺麗にはならないのでそこで活躍するのがレーザーです。

私はレーザーの肝斑治療で医学博士を取得しているので、それなりにレーザー機器に詳しいと自負しているのですが今自分が感じていることは一つのレーザーで解決できることは限られているということです。

そのためにカスタマイズレーザーというゲストの肌ごとに機器を組み合わせる治療法を採用しています。

 

この治療を始めてもう7年ほどになりますが、アンチエイジング世代の悩みはシミ、肝斑、くすみ、毛穴、たるみと多岐にわたる悩みを同時に治療をして肌を蘇らせることを目的としているために非常に喜ばれる治療にです。

 

顔全体を若返らせるにはそれぞれの悩みにあった機器を組み合わせていく必要がありますが、一番の悩みであるシミくすみが解決すると、次に気になるのがたるみであることが多いです。

たるみ治療は正直レーザーだけで解決することは難しく、それ以外のリフトアップの治療(ヒアルロン酸、糸リフト、手術)などが適応になることがあります。

 

ただ私の経験上は肌をレーザーでよくできるところまでよくしてしまえば、その後のたるみは起きにくくなるということがわかりました。

 

肌は体の一番体表にある組織なので、肌がいい状態であれば肌の下のたるみもカバーしてくれます。

そんなわけで私は形成外科、美容外科の手術を専門にするにもかかわらず、レーザーにもこれだけ力を入れているのです。

当院の引き締め治療には多くの機器を取り入れていますが、その中で中心的な存在がフラクショナルレーザーです。

2種類のフラクショナルレーザーを使い分けて治療を行っているのですが、その治療の詳細は前置きが長くなってしまったので次回に詳しく説明します。